イクみるブログ

映画「劇場版ウルトラマンジード」感想・レポート(少々ネタバレ有)

映画「劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!」、公開初日の3月10日(土)に見てきました。

ここ最近のウルトラマンは、

7月から半年間の新作TVシリーズを放映
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放送終了後にすかさず同じ枠で過去作の再放送(再編集)
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3月に新作TVシリーズの劇場版を公開
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再放送内で新規映像のミニコーナー
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6月末に半年の再放送終了。7月からは新作TVシリーズ放送
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以下ループ

という形で年間スケジュールが組まれています。

今回の作品は昨年テレビ放送された「ウルトラマンジード」の映画版。
TVから続く「ジード」シリーズのクライマックスという位置付けになります。

2017年7月から放送開始の特撮テレビドラマ「ウルトラマンジード」の劇場版。
地球消滅の危機に立ち向かうウルトラマンジードの戦いに、ウルトラマンオーブ、ウルトラマンゼロらも参戦する。
知的生命体の住む星を破壊していく巨大人工頭脳ギルバリスが地球に接近し、ギルバリスの秘密を握るジャグラス・ジャグラーを追って、ギャラクトロン軍団が地球にやってくる。
ウルトラマンジード=朝倉リクは、ジャグラーからギルバリスが探している「赤い鋼」の手がかりが沖縄にあると聞き、沖縄へ向かう。
そこで出会った女性アイルは、リクがウルトラマンであることを見抜き、重大な使命を託そうとするが……。
(映画.com 作品紹介より)

ストーリーはTVシリーズで完結しているので、映画から見ても大丈夫。
多少の予備知識は必要ですが、主人公がウルトラマンに変身し、悪い怪獣をやっつける、という昔ながらの黄金パターンは不変。

親が子供と一緒に見る映画としては、かなり見やすい部類ではないかと思います。

どうせ行くならグリーティングがある日を選ぶべし

今回の映画ですが、3月10日に何としても見に行こうと思っていました。
理由はこの日が初日だったからではありません。なぜなら、「グリーティング」があったからなんです。

グリーティングとは、ウルトラヒーローが映画館の来場者をお迎えしてくれること。
私たちが行こうとしていたMOVIX清水は、初日にその日程が組まれていたんですね。

昨年の「劇場版ウルトラマンオーブ」の際も、グリーティングがあるときに行きました。
サプライズがあることを知らなかった子供は大喜び。なので今回も是非、と思ったのです。

14時40分からの回に入場したので、上映終了後にウルトラマンジードプリミティブが来てくれました。
中の人はサービス精神豊かで(笑)、様々なポーズを取ってくれました。

そんなプリミティブとハイタッチをして、子供は満足げに劇場を後に。
今回も良い思い出になったことでしょう。

感想:オーブ要素が濃いです

それでは若干のネタバレを含めた感想です。

ウルトラマンオーブの要素が濃いですね~。

まず、ストーリーを動かすきっかけになるのが「ジャグラス・ジャグラー」の登場。
このジャグラー、前作TVシリーズ「ウルトラマンオーブ」の主人公「クレナイ・ガイ」の宿敵なんですが、上映開始直後から終盤までどっぷり出てきます。

そして中盤ではお待ちかねのガイさんが登場。
登場するないなや、華麗なアクションを見せてくれます。

立ち振る舞い含めて「カッコイイ」の一言。

対してジードの主人公である朝倉リク君はまだ若く、ウルトラマンとしても人間としても充分に成熟していません。
テレビシリーズを通して少しずつ成長してきた彼でしたが、今回の劇場版でも相変わらず思い悩む。

子供にとっては等身大の主人公の方が距離感が近く、共感するかもしれませんが、自分のようなオジさんには「もう、じれったいなぁ」と感情移入がしづらいのです(笑)。

そんなリク君を暖かくサポートする大人なガイさん。
そして宿敵であるジャグラーとのやり取り。

フュージョンアップ(変身シーン)も新規に撮影されたものが多く、オーブ好きとしては得した気分でした。